織姫神社


織姫神社とは

織姫と彦星

栃木県足利市にある織姫神社。足利音頭にも歌われている織姫神社は足利市民のシンボルであり、1300年の歴史をもつこの神社は、祭神を昔機織を司られた天御鉾命(あめのみほこのみこと)と八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)の2つ柱としています。

 

共に機織(はたおり)を司っているこの神社は、産業振興の神様と呼ばれる一方で、織物が縦糸と横糸が結ばれることで出来上がっていくということから、縁結びの神様としても、広く人々に親しまれています。

 

この天御鉾命(あめのみほこのみこと)と八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)は、それぞれ七夕の彦星と織姫とも云われています。
しかし、そのお話は、私達が知っているお話とは少し違っています。

 

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昔、この足利市に住んでいた若い娘が、都から来た若い織師に機織を習っていました。
二人は、しばらくの互いに思いを寄せながら、楽しく暮らしていました。

 

ところが、時が過ぎ、若者は都に帰らなければならなくなりました。

 

若者が帰った後、娘は若者を恋しく思う余り、、機織りも手に付かず、離れてしまった若者と会えることだけをひたすら願い続けたのです。

 





ある日、白い髭を生やした老人が娘の所に現れ、「娘よ、お前が一生懸命に機を織って神様に捧げれば、必ずお前の願いはかなうだろう」と伝えました。
その言葉を信じ、娘は懸命に機を織り続けました。

 

すると娘の願いが叶い、一年に一度、七夕の夜に織師に会えるようになったのです。

 

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明治12年に建設されるも、翌13年には火災により消失してしまった、織姫神社ですが、その後昭和9年に社殿再建が着工され、3年という歳月をかけ、昭和12年に現在の社殿が完成したのです。
緑に映える綺麗な朱塗りのお宮の景観は素晴らしく、春の季節ともなると、観光やハイキングの方で連日賑わいます。

 

夜の夜景もまた美しく、綺麗にライティングされた遊歩道から東方向の渡良瀬川方面を望む夜景は北関東の中でも屈指の夜景スポットと言えます。
七夕の夜、こちらを散歩しながら天の川を渡る織姫と彦星に思いをはせるのも素敵ですね。