夏の星座 天の川


天の川とその周りの星座

天の川




はくちょう座 はくちょう座 デネブ

夏の大三角形の1つで天の川の中心にあり、南半球の「南十字」に対して「北十字」とも呼ばれています。

 

【ギリシャ神話】
レダを見染めたゼウスが変身した姿。レダはゼウスの子として二つの卵を産む。一方からは、ふたご座となっている、カストルとボルックスの双子が生まれ、もう一方からは、トロイ戦争の原因となったと言われる美女、ヘレンが生まれたと言われています。

こと座 織姫 こと座 ベガ

夏の大三角形の2つ目で、織姫の星とも言われています。
西洋の竪琴がモチーフになっています。天の川をはさんで右側にあります。

 

【ギリシャ神話】
音楽の名手オルフェウスは不慮の死で失った最愛の妻エウリディケを冥界まで連れ戻しに行きます。しかし冥界の王ハデスとした「エウリディケをお前の後ろについて歩かせるが、地上につくまで決して振り返っては行けない」という約束を、地上まであと一歩というところで、妻の姿を確認したく振り返ってしまい、エウリディケは冥界に引き戻されてしまいます。

 

あまりの悲しみに、死んでしまったオルフェウスを哀れに思った、音楽の神アポロンが、彼の琴を天に投げ星座にしたと言われています。

わし座 彦星 わし座(写真の都合上一部)アルタイル

夏の大三角形の3つ目の星座で、天の川をはさんで、左手にある星です。
こと座の織姫に対して、こちらは彦星の星と言われています。

 

【ギリシャ神話】
大神ゼウスがオリンポスから父クロノスを追い出した時に大神の矢を運んだ黒鷲でゼウスを守り、ゼウスの打ち出す雷電の大きな武器を持っていた。

小熊座 北斗七星 こぐま座 北極星

しっぽの先に北極星を含む小熊座は、北の空のほぼ中央で回転していて地平線下に沈むことがありません。

 

【ギリシャ神話】
昔、美しい妖精カリストはゼウスに見染められ、彼の子供を宿ってしまいます。

 

そのことに怒った、ゼウスの妻は彼女をクマに変えてしまった。十数年の時がたち、カリストの子供として生まれた狩人アルカスは、森で1匹の雌クマに出会います。
一目でわが子だと分かったカリストは、アルカスに駆け寄ろうとするが、何も知らないアルカスは母とは気付かず、向かってくる雌クマに槍を構えます。

 

 

まさに、その槍を投げようとした時、大神ゼウスは、自分の罪のせいでくるってしまった親子をかわいそうに思い、つむじ風を起こして二人を天空にさらい、そのまま星座として夜空に添えました。これが、大熊座と小熊座であると言われています。

カシオペア座 カシオペア座

秋〜初冬、5個の星がW字形に並んで天頂付近に輝いている、大きくて明るい星座。
北斗七星同様、時刻を教える星座といて、昔から航海の時の大切な星。

 

【ギリシャ神話】
昔エチオピアにケフェウス王とカシオペア王妃の間に生まれた、アンドロメダ王女があまりに美しかったので、カシオペア王妃が、海の神ポセイドンの孫娘ネレイド達よりも美しいと自慢したところ、ポセイドンが起こり、化けクジラをエチオピアの海岸に送りこんできました。この状態を免れる為には、アンドロメダを化けクジラの生贄にせよというポセイドンの命令に泣く泣くアンドロメダを生贄に差しだした。

 

いよいよという時、勇者ペルセウスが、見たもの全てを石に変えるゴルゴン・メデューサを退治し帰るところでこの光景を目にし、アンドロメダの美しさに心を奪われたペルセウスは、見事化けクジラを倒し、妻としてアンドロメダを迎えたと言われています。

ケフェウス座 ケフェウス座

暗い星ばかりが5つ集まってとんがり家の様ないびつな形をした星だが、そのうちの1つはμ星(ガーネットスター)と呼ばれ、赤く美しい星として知られている。

 

また同じくケフェウス座の星の1つα星アルデラミンは、肉眼で見える星の中で最も天の北極に近い星座と言われており、西暦7500年を境とする前後千数百年の間北極星になるであろうと予想されています。

 

 

【ギリシャ神話】
カシオペア王妃の夫として、アンドロメダ王妃を化けくじらの生贄に差しだすも、ペルセウスによって無事に愛娘を化けクジラの生贄から救うことが出来たという話です。

いるか座 いるか座

わし座のアルタイルの東に、夏の終わりごろに輝きだすかわいらしいひし形の星座

 

【神話】
昔、シチリア島で音楽コンクールがあり、アリオンという詩人が見事に優勝した。沢山の賞金を手にした彼は、生まれ故郷レスポンス島に立ち寄るために船に乗ったが、賞金を奪い取ろうとした船乗り達に殺されそうになりました。最後に歌を歌うと、そのあまりの美しさに、船乗りばかりでなく、海で泳いでいたイルカまでが集まってきました。

 

歌い終わったアリオンが、海に身を投げると、集まったイルカの一匹が、アリオンを背中に乗せ、彼を無事に岬まで送り届け、アリオンはコリントスの応急に無事に着くことが出来たと言われています。